税の最新情報
2014年02月17日

4月からの増税

2014年を迎え、消費税の増税まであと少しというところにせまってきました。
 
2013年10月1日に安倍政権によって発表され、多くの人がご存じのように、2014年4月1日から消費税が現在の5%から8%に引き上げられ、また、翌15年の10月1日からは10%に引き上げられる予定です。
 
消費税増税の影響は、消費者を相手に商売をおこなう企業の事業計画や、業績に影響を与えるだけでなく、当然一消費者である私たちがモノやサービスを購入する際の消費活動、そして家計に大きな影響を与えることになるということからも、税金に関心を持ち始めた人もいるのではないでしょうか。
 
サラリーマンの方であれば、すでに2013年から所得税に復興特別税が上乗せされており、2014年には住民税に復興特別税が上乗せされます。さらに、年収が1500万円を超える人に関しては給与所得控除の上限が設けられることによる増税も始まっているのです。
 
なんとかしてこの増税を乗り切れる方法はないかと考えている人もいるかもしれませんが、ものを購入するとかかってしまう消費税や給与から天引きされてしまう復興特別税に関しては避けられるものではありません。
 
しかし、税金に対してある程度の知識がある人と全く知識のない人ではどうでしょうか。税金を避けることはどちらの人もできませんが、ある程度の知識がある人であれば少しくらいの節税は可能なのです。料理を良く知っていて得意な人であれば、あり合わせの食材でおいしい料理をつくって食材の無駄をなくすことができたり、旅行をたくさん経験していて詳しい人であれば安く旅行をする術を知っているように、あらゆる分野に関して、知識を持っている人というのは全くもっていない人に比べると恩恵を受けられることが多く、税金に関しても同様のことが言えるのです。
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